医薬分業の背景
調剤薬局事務へのニーズが高まっているという声をよく聞きます。この背景には、医薬分業という医療業界の流れがあると考えられています。しかも、この医薬分業という動きは政府も強烈に後押しをしているといいます。
ところで、国が一体となって医薬分業をこのように多くの人が声高に叫んでいるのには、どういった背景があるのでしょうか?実は、この医薬分業という流れの背景には高齢化社会というものがあるのではないかと考えられているのです。
高齢者になってくると、かかりつけの病院というものが出てきます。しかも、高齢者の中には、複数の病院にかかっている人というのも少なくありません。
もし複数の病院に同時並行的に通っている場合には、それぞれのところで薬を処方してもらうことになります。
薬というのは、われわれの健康を取り戻してくれるという効果があります。しかし一方で、薬は、正しい用法を守らないと副作用などの、体にかえって悪い影響を及ぼす可能性もあります。
とくに薬の場合、怖いのは異なる種類の薬を同時に服用するというケースです。中には組み合わせのよくない薬の組み合わせもあります。
同じ病院で薬を処方してもらう場合には、こういった問題が起きる可能性は少ないのですが、複数の病院になってくると、こういった薬の情報を共有していませんから、危険性が高くなってきます。そのため、危険な薬の飲み合わせを知らず知らずのうちに行ってしまう恐れが出てきます。
そこで、かかりつけの病院があるのなら、かかりつけの調剤薬局を作ればいいということになります。そうすれば、その人の薬の服用歴も知っていますから、危険な薬の組み合わせを事前に回避することができます。適切な薬の処方が行えるのです。
そのために、調剤薬局の必要性が指摘されているのです。ひいては、調剤薬局事務の人も必要とされているのです。調剤薬局事務は、いろいろと行わなければならない業務があるからです。
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